ケアしても出てきちゃうフケ。嫌になっちゃいますね。
私も中学生の時に前に座っていた女の子の肩にフケが出ているのを見たことがあります。
年齢問わず出てしまうフケ。
これは体質なのでしょうか?
フケが出てしまうと、毎日洗髪しているのに不潔に見られたり、清潔感が無いように見られてしまうのが嫌ですよね。
今回はフケが出る原因と種類・対処法を紹介したいと思います。
フケに悩んでいる方は是非参考にしてみてください。
フケとは頭皮の古い角質が剥がれ落ちた物のことを言います。
他の部位でいうと「垢」のことを指すので、フケ自体が出ることは人間なら不思議なことではありません。
毎日洗髪していて普通に生活していたら、悩みを抱えるほどフケが目立つことはありませんので、悩むほどフケが出ているようなら頭皮に異常があるのかもしれません。
フケには乾性フケと脂性フケの2種類があり、それぞれ原因が違います。
乾性フケの主な原因は頭皮の乾燥です。
地肌の皮脂が不足して乾燥しやすい状態になる為、痒みや赤み・フケなどが出てしまいます。
たとえでいうと、口回りなど乾燥をしてしまうと白く粉が出ますよね?それと同じことが頭皮で起きているのです。
空気の乾燥はもちろん、洗浄力が強いシャンプーを使う事で、必要な皮脂まで洗い流してしまい、乾燥しやすい地肌になってしまうことがあります。
また生活習慣の乱れなどでも頭皮は乾燥してしまうので注意が必要です。
頭皮も肌と同様に皮脂を分泌しています。
この皮脂がなんらかの理由で過剰に出てしまうことを脂漏といい、この脂漏が原因で出るフケのことを脂性フケといいます。
乾性フケとは逆に皮脂が多すぎて出てしまいます。
脂性フケと乾燥フケの違いとしては、頭皮を触ったときに指や爪の中などに付いてくるフケは脂性フケになります。
脂性フケの主な原因の一つにはカビがあります。
マラセチア菌というカビの一種が大量に増殖することで起こります。
この場合は病院で治療するにしても困難と言われていますが、根治してマラセチア菌がいなくなれば脂性フケは出なくなる可能性があります。
乾性フケ・脂性フケそれぞれ対処法に少し違いがありますが、共通の対処法は
この様に生活を見直すことで良くなることもあります。
※マラセチア菌の増殖を抑える効果のあるシャンプーなどがありますので使ってみてもいいかもしれません。
具体的には「ミコナゾール」「ケトコナゾール」といった薬用成分が含まれているものが該当します。
正しい頭皮ケアをして肌質から変えていきましょう。
ヘアカラーや白髪染めをする際は頭皮に優しいものを使うようにしてください。